今回のブログは完全にプライベートネタですみません。

2022/10/10 実家のくぅ(チワワ)が16歳と5ヶ月で他界しました。

今まで何百人と看取ってきたはずなのに

医者になって家族を亡くすのは今回が初めて

家族を失う喪失感

辛さと寂しさ

そして感謝

本当に改めて理解しました

大学2年から飼い始め、福岡徳洲会病院で研修医になる前までの4年間一緒に暮らしていました🦮

研修医になってから、大阪の岸和田に行ってからは盆や正月も帰らない事も多く、気がつけば10年

自分が実家を出て行て安部家に愛犬として居てくれた🐕

いつのまにか安部家の三男坊役として

両親を癒してくれていました

どうでもいいものに吠えることはあっても

怒る事もなく

ワガママを言う事もなく

毎日の散歩を楽しみに

運命の巡り合わせで

ずっと側に居てくれた存在

いざ居なくなって気づく、本当にその存在の大きさ

今考えたら

もっと色んな所に連れて行ってあげたかった

 

心不全や変形性膝関節症など

ご高齢の方が患う病気を診断され

それでも毎日何食わぬ顔で、可愛く生きてくれました

卒業後10年ほったからして両親に預けて

どこかあの真っ直ぐな瞳を見れず負い目を感じていました

しかしあの瞳の奥には見透かされていたのかもしれません

それでも実家に帰った時は

いつも手を舐めてお腹を見せて触ってと

何年経ってもやさしく寄り添ってくれました

あの真っ直ぐな吸い込まれそうな黒い瞳は今でも覚えています

ありがとう、くぅ

Thanks for All the memories.

iPhoneに残る11年前の、最古の写真

2011年3月19日　福大医学部卒業式　

くぅとのツーショット