第2回IBD医療連携を考える会in泉州
- 2022年5月19日
- 講演会
第2回IBD医療連携を考える会in泉州
会場ホテルレイクアルスターアルザ泉大津
基調講演で『当院のUC治療最前線』発表させてただきました😄
座長 泉大津市立病院 消化器内科部長 青松先生
司会/ディスカッション いのうえ消化器内科クリニック 井上先生
自分の講演内容
・徳洲会病院の医療連携、札幌東IBDセンターとの教育連携、籬島IBD応援、都心部IBD応援
・病院–クリニック間の医療連携の現状と課題
・UCの新薬と現状、新薬はエビデンスがまだまだ足りていない
・BIOで組織学的寛解になれば積極的にチオプリン製剤の休薬をトライ、再燃予測はLRGをモニタリング
ディスカッション
・UC、クローンの逆紹介してもらった症例の現状
・UCは中等症〜重症で専門病院に紹介/クローン病は診断時に専門病院に紹介
・寛解になればクリニックでもレミケード、エンタイビオなどの点滴も可能
・クリニックで点滴、1−2回/年は専門病院の受診/検査の併診もいいかも
・近畿大学病院米田先生から大学病院も働き方改革で土曜の外来ができなくなる、土曜希望者はクリニックに紹介必要かも
・大阪母子医療センターの萩原先生から小児のUC発症がここ最近増加中、難治になりやすい。
また、IBDに限らず小児→成人の場合診てもらえる内科との連携を作りたい
箇条書きですが内容はこんな感じでした🤔
非常に勉強になりました!
井上先生のクリニックでの現状は今後自分が抱える問題でもあるため医療連携は改めて重要と感じました。
大学病院も働き方改革の波に‥土曜のニーズは今後も高まりそうです。
寺塚は七隈の福大や日赤、九州中央病院が近いので特に連携を強めていきたいです。
土曜日の診療は忙しくなる予感が‥
また母子医療センターの先生も小児科–内科の連携に困っているとのことだったので福岡の小児科Drとも連携が将来必要になるかも?
自分も小児慢性疾患の指定医持っているのでそこは大丈夫かな😄
14歳まで小児科、15歳から内科
しかし、実は小児慢性特定疾患は20歳まで使用できるのは意外と知られていない‥
先日も母子医療センターから紹介になった15歳のUC症例
リアルダ4800mgだったので、56日通院→軽症高額制度→小児慢性疾患申請してあげたら医療費が相当減額なったのでお母さんに感動されました😀
改めて医療連携の重要性がわかった会でした。
そういえば1年くらい前の第1回のこの会も基調講演は自分がやっていたらしい😅
講演会多すぎて忘れてましたw
明日は岸和田近隣の薬局向けのWeb講演
来週木曜は沖縄中部医師会で発表
なかなか忙しいです😅